映画「殿、利息でござる!」口コミ

映画館で「殿、利息でござる!」を見ましたので、映画の情報、感想&口コミ等を紹介いたします。

「殿、利息でござる!」とは?

◇あらすじ
「今から250年前の江戸時代、藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ宿場町・吉岡宿に住む十三郎は、知恵者の篤平治から町を救う計画を聞く。

それは藩に大金を貸し付け、利息を巻き上げる「庶民がお上から年貢を取り戻す」逆転の発想だった!

3億円もの大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦勃発!

計画がバレれば打ち首確実!
強欲なお奉行の嫌がらせを乗り越えて、十三郎と仲間たちはさらに必死の節約を重ね、ただ町のため、人のため、私財を投げ打ち悲願に挑む!!」

と、HPに掲載してあるのですが、実際の話は少々違います。

吉岡宿で夜逃げが多かったのは、「伝馬役」の負担です。
「伝馬役」とは、お上の物資を隣の宿場から受け取り、次の宿場へと運ぶ役目。
しかも、すべての運営・経費負担は、宿場に住む庶民が追わなければならなかった。
貧しい上に自分のお金で馬を買い、育て、荷物を搬送する人足を雇わなければならかなった。

この経済的負担が夜逃げにつながったわけです。

そういった時、十三郎は、知恵者の篤平治から町を救う策を聞き、藩に大金を貸し付け、その利息で「伝馬役」の経済的負担を補おうと決めたのです。

十三郎らは果たして、目的を達する事はできたのか?
ここが見どころです。

◇原作:『無私の日本人 (文春文庫)』所収の一編「穀田屋十三郎」(磯田道史 作)磯田道史氏はTVの解説でおなじみの静岡文化芸術大学教授(専門は日本近世史)。
同じく著書の「武士の家計簿-『加賀藩御算用者』の幕末維新」は映画化されています。

「殿、利息でござる!」キャスト

◇監督:中村義洋
◇脚本:鈴木謙一
◇穀田屋十三郎[造り酒屋]:阿部サダヲ
◇管原屋篤平治[茶師]:瑛太
◇浅野屋甚内[造り酒屋・質屋/十三郎の弟]:妻夫木聡
◇とき[煮売り屋]:竹内結子
◇萱場杢[出入司]:松田龍平
◇きよ[十三郎・甚内の母]:草笛光子
◇先代・浅野屋甚内[十三郎・甚内の父]:山崎努
◇遠藤幾右衛門[肝煎]:寺脇康文
◇千坂仲内[大肝煎]:千葉雄大
◇伊達重村[藩主]:羽生結弦

「殿、利息でござる!」感想&口コミ

宣伝では十三郎役の阿部サダヲさんが、銭のちょんまげをしていたので、ふざけた映画かと思ったらとんでもなく、まともな話でした。

史実に基づいているという通り、「伝馬役」、肝煎、大肝煎等の初めて聞く名前有り、また、お上に物の申す時にどういう手順を踏むのかも物語りの重要な柱となっています。

藩に大金を貸し付けるまでの悪銭苦闘ぶりが描かれているのですが、それだけでなく、最後にあきらかにされる親と子の語られなかった真実が明らかになり、涙無くしては見れないストーリーになっています。

もちろん、その中にも笑いありで、見ごたえのある映画でした。
各登場人物の役者もキャラが濃く、皆さん良かったです。
最後は藩主役の羽生結弦さんが出てくるのですが、せりふも割とあり、単なるお飾りではなかったです。

この映画は家族が見たいというので付き合いで見ただけで、全く期待していなかったのですが、見事に期待を裏切られました。

磯田道史先生の原作も読んでみたいと思いました。

そして、エンディングがRCセクションの「上を向いて歩こう」。
なかなか、マッチしていて良かったです。

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