資源エネルギー庁の推計によると、夏の昼間、一般家庭の電力消費はエアコン、冷蔵庫、テレビで8割を占める。
エアコンを10年前のモデルから買い換えれば約11%、冷蔵庫なら約68%も電気の使用量を減らせるという。
企業の現場でも、節電は着実に浸透している。

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コンビニ大手のローソンは、震災を機に、全国約1万1千店の9割以上の照明をLED化した。
これで店舗で使う電力使用の5%を減らせるという。

[一般的な仮定の夏の電力使用]
エアコン:58%
冷蔵庫:17%
テレビ:5%
※資源エネルギー庁、日本冷凍空調工業会、日本電機工業会の資料をもとに作成

[家電の買い換えるだけでも節電できる]
テレビ:5年前のテレビを2012年モデルと買い換えると57%節電
冷蔵庫:10年前の冷蔵庫を2012年モデルと買い換えると68%節電
エアコン:10年前のエアコンを2012年モデルと買い換えると11%節電

関西経済連合会は、安倍政権が年末にまとめるエネルギー基本計画に、今後も原子力を活用することを盛り込むよう提言した。

エネルギー基本計画は本来、将来の原子力や火力などの割合をどのくらいにするかを定めるが、安倍政権は原子力の割合を示せない方針。

提言は、計画づくりでは専門家や産業界、中小企業などから幅広く意見を聴くことも求めている。