抜けた歯をブリッジでカバーしていたのですが、これが取れてしまいました。
歯が抜けた状態でいると歯のかみ合わせが悪く、片側の歯で噛む事になり、バランスがよくないです。
調べてみると、こういう場合、インプラントという方法もあるようです。
しかし、インプラントは失敗するケースもあり、その場合、後遺症に悩まされるとか。
インプラント失敗の危険リスクとは?
インプラントとは?
インプラントとは、体内に埋め込む医療機器や材料の総称です。
心臓のペースメーカー、人工関節、美容成形の目的で体内に埋め込むシリコン材料等は、いずれもインプラントです。
歯が無くなった場合に、顎骨に埋め込む人工歯根もインプラントの一つであり、正確には歯科インプラント(デンタルインプラント)と呼称されます。
しかし一般的には、歯科インプラントの意味で「インプラント」という言葉が用いられることが多いので、以下インプラントという言葉を使用します。
歯科だけの言葉かと思っていたのですが、そうではなかったようです。
インプラントの費用
インプラント治療にかかる費用はほとんどの場合、①ネジ(フィクスチャー)を骨に埋める手術と、②人工の歯(アバットメント)の費用、③検査の費用が別々に計算されます。
①フィクスチャー1本当たり、約10~30万円。最も多いのは25万円前後
②上部構造1つ当たり、約5~20万円
③無料(インプラントの治療代に含まれている)~10万円程度まで幅があります。
歯科医院によってインプラントにかかる費用は異なりますが、トータルで1本35~45万円位になることが多いようです。
さらに、治療後のメンテナンスに1回3000円~1万円ほどかかります。
(メンテナンスは、1年に1~4回程度必要です)
インプラントの欠点
インプラント治療の欠点として、インプラントを埋入するための手術を受ける必要があるため、全身状態が良くない場合には適用が難しいこと、治療期間が長いこと、治療費が高額であることが挙げられます。
現在のインプラントは骨に結合するのですが、粘膜との結合が強くないため、天然の歯に比較すると感染に弱いことも欠点です。
さらに、インプラント埋入予定部位に骨が十分に存在しない場合、治療が困難であることも欠点です。
またインプラント治療において問題が起きた場合には、その問題の解決が難しいことも欠点です。
インプラントの危険リスク
インプラント治療は誰でも受けられるようになりましたが、インプラントの施術は歯医者なら誰でも簡単にできる技術ではありません。
非常に高度な技術と設備がなければ、インプラント手術を安全・快適に行うことはできません。
つまり、インプラントにまつわる事故やトラブルは、技術力や意識の低い医師が引き起こした失敗だと言えます。