冬は、ブーツや厚手の靴下で足元の寒さ対策をしたくなります。
結果、足や靴から強烈なにおいが放たれることも。
足の臭い対策についてです。

臭い対策商品

秋から冬こそ、足元のにおいが気になる人は多いようだ。

楽天によると、消臭グッズを含む靴ケア商品全体の10月の売り上げは、真夏の8月より75%増だという。

広報担当者は「消臭グッズが引っ張っている。靴の中が蒸れ、のおいが気にする人が増えるのでは」と分析する。

におい対策商品は、スプレーや靴下、靴の中敷など幅広い。

足のにおいの原因

愛知医科大学の教授によると、においの元は、皮膚表面の常在菌が汗に含まれる皮脂や汚れを分解して生まれる。

汗そものがにおうものではない。

靴と靴下で足が覆われ、蒸れて細菌の活動が活性化しやすい環境ができる。
汗は暑いと足の甲側、緊張すると足の裏側から出るという。

足は、男性より女性の方がくさいという調査結果がある。
制汗剤「デオナチュレ」を販売するシービックが、革靴と靴下をはいた男性と、ブーツとストッキングをはいた女性の足を比べた。

8時間で増えた細菌の数は、女性が男性の5.8倍だった。

寒さ対策とファッションを兼ねたブーツが、湿気や熱をため、においの原因になると考えられる。

20~30代の女性の9割が「足がくさいと感じたことがある」と答えている。

足の臭い対策

その① 定期的に角質をとる洗い方をする
その② 靴は素足ではかず、靴下などを
その③ 1日に何度か靴を脱ぎ、蒸れ防止
その④ はいた靴は、2日間は休ませて乾燥
その⑤ 消臭商品の併用も効果的
(朝日新聞2014/12/6)