子供の花粉症は増加傾向にあるという。
子供の花粉症の症状と対策は大人と違うのだろうか?
子供特有の花粉症の症状と対策について調べてみた。

花粉症とは?

花粉症とは、体内に入った花粉を異物と認識して抗体を作る「免疫反応」が過剰になって起こるアレルギー疾患である。

花粉を体外に出そうとして、くしゃみや鼻水、涙などの症状が出る。
その他、頭痛、全身の倦怠感等の症状が出ることも。

一見、風邪の症状と似ているが、決定的に違うのは目のかゆみ。
目だけでなく、鼻のムズムズ、皮膚にかゆみを感じることもある。

また、風邪と違って熱は出ない。

最も多いのはスギ花粉症で、2008年に実施された全国的な調査では、スギ花粉症の有病率は26.5%。
子供も発症し、5~9歳で13.7%、10~19歳では31.4%。

春に多いスギやヒノキのほか、春から初秋にかけてはカモガヤなどのイネ科、夏から秋にかけてブタクサやヨモギなどキク科の花粉が原因となる場合もある。

自分(または家族)のアレルゲンは何なのかはアレルギー科で調べることができる。

子供の花粉症に特徴的な症状

子供の花粉症に特徴的な症状は、目や鼻のかゆみが強いこと。

子供が、花粉症の季節によく目や鼻をこするようなしぐさをしていたら要注意だ。

幼児の場合は我慢できずにかいてしまい、目などを傷つけてしますこともあるという。

また、大人に比べてネバネバとした鼻水が出る事が多く、鼻詰まりもよくみられる。

ただ、この症状はアデノイド肥大や蓄膿症が原因であることもおおく、自己判断せず、医者に相談する事が大事。

子供の花粉症対策

子供の花粉症対策は大人と変わらない。
ただ、小さい子供は外出時のマスクやメガネを嫌がることがある。

また、アレルギー症状を抑えるのは、抗ヒスタミン薬や、鼻に噴霧するステロイド薬を使うが、薬は眠気の原因になり、鼻を洗う事に抵抗がある子供も多い。

花粉対策というと、外出時だけに目が行きがちだが、実際には花粉は色んな機会に外部から入り込んでいる。
・外に干した洗濯物・布団
・衣類や体・カバン等
・外出した家族の衣類や体・カバン等
・宅配物・郵便物

花粉症対策は複数あるので、あれもこれもとなると逆に疲れてしまう。
また、花粉症でない家族は花粉症対策に気持ちが行きにくい。

そこで、出来る対策は花粉をブロックするスプレーや花粉症の症状を軽減する効果があると言われるサプリを摂る事。

私も花粉症だが、毎年、花粉対策スプレーじゃばらサプリで乗り切っている。

毎日、スプレーをして、サプリを飲む。
勿論、睡眠をしっかり摂る事も大事だが、これは花粉症に限らない。
私の場合、花粉症の時期は2月初旬から5月初旬の3か月間。
やはり、毎日続ける必要があるので、簡単に実行できるものがいい。