前頭部が薄くなってきたので、『薄毛』『育毛』『髪が増える』という言葉に敏感に反応する今日この頃です。
「育毛のプロが教える髪が増える髪が太くなるすごい方法」という本を読んだので内容をシェアしたいと思います。
髪が増える、髪が太くなる究極の育毛方法とは?
「育毛のプロが教える髪が増える髪が太くなるすごい方法」とは?
「育毛のプロが教える髪が増える髪が太くなるすごい方法」の著者は辻敦哉氏、監修は、たけしファミリークリニック院長の北垣毅氏です。
辻敦哉氏は元、理容師出身。
自分が薄毛を克服体験を元に、ヘッドスパ専門店「PURA(プーラ)」のプロデュース及び、「カラダの内側から髪を元気にするラボ」を運営しています。
辻敦哉氏には本書以外に「世界一簡単な髪が増える方法」という著書もあります。
髪が増える史上最強の育毛方法とは?
のっけから、辻敦哉氏は言いきります。
「何をすれば、髪は増えるのか?」
「何をすれば、髪は太く、強くなるのか?」
その最終結論は・・・
ずばり、
天然成分の育毛「粉シャンプー」を使う!
たったこれだけです。
では、育毛「粉シャンプー」とは何でしょうか?
育毛「粉シャンプー」とは?
育毛「粉シャンプー」の作り方と使いかたが紹介されています。
≪育毛「粉シャンプー」の作り方≫
【用意するモノ】
①重曹:ひとつかみ
②ハトムギ粉:小さじ1(5㏄)
③コンスターチ:小さじ3(15㏄)
④洗面器
⑤コップ
⑥ドレッシング用容器:フタ付き(ノズルの穴が3mm以上)
⑦ミネラルウオーター:30㏄
【作り方】
[1]上記の①②③を⑥の容器に入れる。
[2][1]に⑦ミネラルウォーターを注ぐ
[3][2]をフタをしてシェイク。
[4]完成!
≪使い方≫
育毛「粉シャンプー」でシャンプー。
※細かい使い方は本書に記載。
リンスは不要!
粉シャンプーだけで、ハリ・コシ・ツヤが生まれる!
薄毛のタイプ
著者は、薄毛を大別して4つのパターンに分けています。
①O字タイプ
②M字・A字タイプ
③全体タイプ・分け目タイプ
④耳まわりタイプ
O字タイプの症状と原因
頭頂部から次第に薄毛部分が同心円状に広がっていく。
M字・A字タイプの症状と原因
額に近い部分から薄くなるケースで、M字は「剃り込みタイプ」、A字は「中央に入り込んで薄いタイプ」。
全体タイプ・分け目タイプの症状と原因
全体的に薄くなる「全体タイプ」、分け目から薄くなる「分け目タイプ」。
耳まわりタイプの症状と原因
耳の周辺から薄くなる。
男性に多く見れるのは①や②のタイプ。
女性に多く見られるのは①や③のタイプ。
円形脱毛症や多発性脱毛症など病気との関連が疑われる人の薄毛は④の「耳まわりタイプ」が多くなる。
育毛「粉シャンプー」は、これらすべてのタイプの薄毛に効果があります。
育毛「粉シャンプー」のメリット・デメリット
メリット
育毛「粉シャンプー」のメリットは、勿論、「髪が増える」「髪が太くなる」ことにあります。
そして、費用が安い。
月間1,000円程度です。
デメリット
育毛「粉シャンプー」は保存が利かないので毎回作る必要があります。
面倒です。
但し、平日作るのが面倒、と言う方は土日だけでも構わないそうです。
平日は通常のシャンプーを使い、週に2~3回は育毛「粉シャンプー」で洗髪するというのもありです。
効果が出る期間
本書にはで育毛「粉シャンプー」を使う前と後の写真入りの体験談の記載があります。
効果が実感できるまでの期間は個人差があります。
1ヶ月半~10ヶ月。
髪の生え変わりのサイクルは4ヶ月程度かかります。
粉シャンプーによって頭皮環境を整え、次に生まれてくる髪を元気にする目的で使用することが大事です。
育毛「粉シャンプー」が究極の育毛方法であると著者は主張しますが、勿論、育毛「粉シャンプー」で洗髪すれば、それ以外何をしても良いということはありません。
著者は、育毛に良い習慣、悪い習慣(注意すべき点)を紹介しており、育毛「粉シャンプー」と併用する事で、より効果を実感できるでしょう。
育毛に悪い習慣と改善方法
まずは、育毛の悪い習慣(注意すべき点)からです。
市販の育毛剤
市販の育毛剤には多くの場合、アルコールが大量に含まれている。
アルコールは爽快感があるが、頭皮に悪い。
どうしても市販の育毛剤を使いたい時は、アルコールの弱い物を選ぶ。
市販のシャンプー
市販の界面活性剤入りシャンプーは過剰に皮脂を除去し、頭皮環境に悪い。
また、合成香料は腎臓や肝臓に負担をかけ薄毛を誘発する。
市販のシャンプーを使う時は、界面活性剤や合成香料が配合されていないシャンプーを選ぶ。
湯シャン
お湯だけで洗っても皮脂は残る。
湯シャンは頭皮環境を悪化させる。
食習慣
ファーストフードなどの加工食品はビタミンやミネラルに乏しい傾向にある。
髪にもきちんと行き届くほどの栄養が摂取できていないと、髪は生えてこない。
また、合成香料、人工甘味料などの化学合成物質を使った食品は肝臓に負担をかけ、髪の発育に悪影響を及ぼす。
飲酒
アルコールは肝臓で分解される。
この時、肝臓で消費されるのが亜鉛。
亜鉛が不足すると、髪の発育に悪影響を及ぼす。
お酒が好きな方も、定期的に肝臓を休ませる。
休肝日がなかなかと言う方は、調味料やドレッシングは天然の素材で作ったものに代えてみる。
水道水の塩素
塩素の入った水道水で毎日シャンプーしていると、頭皮にいる常在菌をも殺してしまう。
「塩素除去」能力のあるシャワーヘッドに交換するだけで、髪にコシが生まれる。
※塩素除去シャワーヘッドの選び方⇒塩素除去シャワーヘッド[1万円以下]のおすすめは?【育毛・アトピー効果】
シャワーの水温
髪と頭皮に最適な水温は、体温よりちょっとだけ高い37~39℃のお湯。
これなら余分な皮脂をしっかり洗い流すことができ、地肌に刺激を与えることにもならない。
ドライヤーは使わない
ドライヤーの熱風が頭皮を乾燥させるので、基本的に使わない。
※頭皮に熱風が当たらないように毛先を乾かす場合あり
シャンプーの後は、ドライヤーを使わずタオルドライで十分。
紫外線をブロック
紫外線は加齢による老化よりも、はるかに髪に悪影響を与える。
夏の紫外線が原因で、秋口の抜け毛は通常の2倍に増えると言われている。
紫外線を防ぐには、帽子をかぶる、日傘をさすのが有効。
眼精疲労
眼精疲労は薄毛を誘発する。
疲れのたまった目の周りの筋肉(眼輪筋)をほぐす事で頭皮のも緩める。⇒眼球回し
次に育毛に良い習慣をご紹介します。
一部、前述の悪い習慣の改善策としてご紹介したものも含みます。
育毛に良い習慣
●塩素除去のシャワーヘッドを使う
●オイルパック
●マッサージ
●大腰筋ウォーキング
●ペジプロス
●天然素材ドレッシング
塩素除去のシャワーヘッドを使う
前述の「水道水の塩素」で言及。
オイルパック
オイルパックはシャンプーでは取れない酸化汚れを取ることが出来ます。
オイルパックのオイルは、植物性の天然100%のもの(キャリアオイル*)を使用。
*ホホバオイル、オリーブオイル、ココナッツオイル、セサミオイル、椿オイル、アボガドオイル
マッサージ
頭皮が硬くなると、血流が悪くなります。
血流が悪くなると、元気な髪が育ちにくい環境となる。
頭皮を柔らかくする意味で大変有効なのが、マッサージ。
≪万能型マッサージ≫
●耳は引っ張り回し:他のマッサージの前に
●頭皮持ち上げ:粉シャンプー、オイルパックの際に
●眼球回し:ちょっとした隙間時間に
これ以外に前述の4つの薄毛タイプに応じたマッサージがあります。
大腰筋ウォーキング
大腰筋を刺激することで、腎経の流れを改善して、髪に元気を与えることができます。
大腰筋を刺激するのに一番よい方法は、ウォーキングです。
ペジプロス
健康で元気な髪の毛が生えてくるのにミネラル・ビタミンは欠かせません。
最近、手間いらずでミネラル・ビタミンがが摂取できる「ペジプロス」が話題です。
“野菜のくず”で作る栄養たっぷりのだしが「ベジブロス」です。
天然素材ドレッシング
手づリドレッシングは既製品のマイナスポイントを除去できるだけでなく、ミネラル・ビタミンを摂取できる点が優れています。
『髪が増える方法』感想
本「育毛のプロが教える髪が増える髪が太くなるすごい方法」に記載してある『髪が増える方法』を自分なりにまとめてみました。
著者が主張する『髪が増える方法』の要は育毛「粉シャンプー」です。
それ以外は育毛に悪い習慣、良い習慣が紹介されています。
あれもこれもやるとなると、結局、何も手がつかないものですが、本書の場合、そこを著者も理解しており、「生活習慣の中でマイナスに触れている部分を改善していくイメージ」と言っています。
また、「本書の内容の本質的なところを取り込んで、具体的なやり方の細部についてはご自身が長続き易い方法すればいいのです。」とも。
こう言ってもらえると取組み安いです。
最後に私の感想を。
まず、育毛「粉シャンプー」。
初めて、聞きました。
育毛効果は絶大のようですが、「毎回作るのが面倒」というのが正直な感想です。
只、以前は毎回、手作りした炭酸水でシャンプーをしたいたこともあり、いずれ、育毛「粉シャンプー」にも挑戦したいと思っています。
私の薄毛タイプはM字・A字タイプですが、眼精疲労が原因というのは目から鱗でした。
こういう考え方も初めてですが、妙に納得できます。
眼球回しマッサージを始めました。
後、以前から気になっていた塩素除去のシャワーヘッド。
これはどれにするかを検討中です。
実践後は、また記事にしたいと考えています。