映画「ビリギャル」のDVD・ブルーレイディスクのレンタルが開始になりました。(DVDの発売そのものは11月21日の予定です。)
原作の「ビリギャル(学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話)」を読みましたので、内容、読んだ感想(読後感)、レビュー、クチコミをご紹介いたします。
「ビリギャル」内容紹介
一人の教師との出会いが、金髪ギャルとその家族の運命を変えた―投稿サイトSTORYS.JPで60万人が感動した、笑いと涙の実話を全面書き下ろしで、完全版として書籍化。子どもや部下を伸ばしたい親御さんや管理職に役立つノウハウも満載。
※「BOOK」データベースより
「ビリギャル」目次
第1章 金髪ギャルさやかちゃんとの出会い
第2章 どん底の家庭事情、批判にさらされた母の信念
第3章 始まった受験勉強、続出する珍回答
第4章 さやかちゃんを導いた心理学テクニックと教育メソッド
第5章 見えてきた高い壁~「やっぱり慶応は無理なんじゃないかな」
第6章 偏差値30だったギャル、いよいよ慶応受験へ
第7章 合格発表と、つながった家族
「ビリギャル」著者&出版社
●著者:坪田信貴
株式会社青藍義塾代表取締役 塾長、学校法人大浦学園 理事長
●単行本(ソフトカバー): 321ページ
●出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2013/12/26)
「ビリギャル」口コミ
●Amazonカスタマーレビュー(口コミ)では5つ星のうち 3.6(368件)とまあまの評価です。
●感想・読後感
「投稿サイトSTORYS.JPで60万人が感動した、笑いと涙の実話を全面書き下ろしで、完全版として書籍化。」
正直、感動しました。
Amazonカスタマーレビューの評価が意外と低いのに驚きです。
そこでの主張は「さやかちゃんが通っていた学校は偏差値60の進学校なので、学年でビリと言ってもそれなりの学力があるでしょ、それが慶応大学に現役合格したって言われてもね」という感じですが、コメントを入れている人は本当に本を読んだのでしょうか?
本の中で「さやかちゃんの学力は小学4年生程度」と坪井先生は言っています。「さやかちゃん」は中学を受験して受かりました。
しかし、全科目が出来たわけではなく、入学後は一切、勉強していないので「さやかちゃんの学力は小学4年生程度」というのも理解できます。
学年でビリと言っても、これはそれ以下がいないというだけで、ビリより1番上の生徒とは学力的に随分と話されていたと思います。
受験まであと半年のところで合格可能性はE判定。
それを頑張って現役合格。
感動ものです。
そして、さやかちゃんの頑張りがあってのことですが、坪井先生の指導が最高ですね。
こんな先生がいたら落ちこぼれなど出ないのでは思うくらい。
私は読んで良かったという本はほとんどないのですが、この本は良かったと言えます。
尚、本の表紙の写真はさやかちゃん本人ではありません。
ピッタリのイメージですが、モデルの石川恋さんです。
さやかちゃんとお母さん(ああちゃん)の写真は、「ダメ親と呼ばれても学年ビリの3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話」の表紙にあります。