ミュージカル「アルプスの少女 ハイジ」の入場券が抽選で当たったので行ってきました。
ミュージカル「アルプスの少女 ハイジ」の内容・感想・口コミ等を披露いたします。

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「アルプスの少女 ハイジ」出演者

◇アルムおんじ/ハイジの祖父:小西博之
◇ハイジ:笠井日向
◇ロッテンマイヤー/ゼーゼマン家の女中頭:小林綾子
◇クララ/ゼーゼマン家の娘:佐々野愛梨
◇ゲーテ叔母さん/ハイジの叔母:天宮菜生
◇セバスチャン/ゼーゼマン家の執事:大橋忠弘
◇ゼーゼマン氏/ゼーゼマン家の主:市川裕之
◇ペーター/ハイジの友達:花原優香
◇ペーターのおばあさん:入口寛子
◇チネッテ/ゼーゼマン家の女中:坂口さゆり

「アルプスの少女 ハイジ」ストーリー

両親を失ったハイジは、アルプスの山に住むおんじと暮らしていた。
ハイジはおんじの方針で学校に行っておらず、山は好きだが、勉強嫌い。
明るいハイジはアルムおんじ、友達のペーター、ペーターのおばあさん、ヤギ達と幸せな日々を送っていた。

一方、フランクフルトの街のお金持ちゼーゼマン家の一人娘クララは病気で歩けない車いす生活。

家の外には一切出かけないクララは友達を欲しがっていた。

ゼーゼマン家の依頼を受けたゲーテ叔母さんは、ハイジを騙し、ゼーゼマン家に連れていく。

事情を知ったハイジは、山に帰ると言い出すが、友達のいないクララの為に、ゼーゼマン家にとどまる。

しかし、「帰りたい」という想いは夢遊病を引き起こす。
ハイジの心の内を知ったゼーゼマン氏は、ハイジを山に帰すことにする。
そして、準備をととのえ、クララをハイジの済むアルプスに連れて行くのであった。

果たして、クララは歩けるようになるのか・・・。

「アルプスの少女 ハイジ」口コミ

ミュージカル「アルプスの少女 ハイジ」の主催は阪急OASIS、いずみや、協賛がハウス、製作はイマジンミュージカルです。

昨年も、抽選に当たり、「マルコ~母をたずねて三千里」を見に行きました。

同じ組み合わせですので俳優の構成も似ています。

主役は子ども、主要登場人物に小西博之さん、宝塚出身の女優、タレント、ダンサーという構成です。

途中で、阪急OASIS、いずみや、ハウスの宣伝を入れるのもお約束です。

入場時にはお土産のお菓子等を頂きました。

会場は吹田市文化会館メイシアター大ホールでしたが、キャパは2階席合わせて1,397席。
2階席は分かりませんが、1階席は満席でした。

子供が主役ということもあり、観客は子供が主。
お母さん、おばあさん、おじいさんといった感じです。

主役のハイジ役の笠井日向ちゃんはとにかく、元気です。
しかも、小学5年生。
末はどういった女優になるのか楽しみです。

印象的だったのが、ペーターのおばあさん役の入口寛子さん。
実際は若いのに腰を曲げておばあさん役をしっかり演じていました。

元気がなかったのがアルムおんじ役の小西博之さん。
おじいさん役からなのか、生気が感じられませんでした。

さて、「アルプスの少女 ハイジ」は最近、CMでちょくちょく流れています。

私は原作もアニメも見たことがないので、CMに挟まれるアニメの場面が元々どういう場面なのか分からなかったのですが、今回、ミュージカルを観て大よそのストーリーが分かりました。

最後にクララが歩けるようになるのですが、アニメを知っている家族は「歩くまでが早い」と言ってました。

クララの病気が何なのか分かりませんが、ハイジはクララに精神論をぶつけ、歩かせようとします。
クララが歩けないのが、精神的なものが原因なら、理解できないこともないのですが、ここはちょっと違和感を感じました。

ハイジは天真爛漫なのですが、ペーターのおばあさんが目が見えないことやクララが歩けないことにあまりに無頓着な言動を行います。
思いやりに欠ける感じがしました。

原作ではどういう風に描かれているのか興味を持ちました。

全体的には良かったです。
クララが歩く場面では感動しました。

また来年も機会があれば、行きたいですね。