「50歳からのハッピーリタイア準備」の内容、読んだ感想(読後感)、レビュー、クチコミです。帯には「どう暮らす?安心老後の生活設計、教えます~生活費、貯蓄、年金、医療・介護から、住まい、親の相続まで。リタイア後が不安なあなたにおくるセカンドライフのプラニングぶっくです」とあるのですが、さて内容は?
「50歳からのハッピーリタイア準備」内容紹介
ハッピーリタイアの準備は、50歳からでも、59歳からでも始められます!リタイア前に「これだけは知っておきたい」基礎知識をぎゅっとまとめました。リタイア後のお金と暮らしの不安を解消します。
※Amazonの「内容紹介」等より抜粋
目次
第1章 50代でのぷらにんぐが、ハッピーリタイアのカギを握る
第2章 老後の生活費を見積もってみよう
第3章 家計簿をつけなくてもお金の流れがわかる「貯金簿」作成のすすめ
第4章 あなたの年金の空白期間は何年ですか?
第5章 老後に受け取る公的年金はどのくらい
第6章 「老後の住まい」はどう考える
第7章 住み替えるつもりがない人も、元気なうちに調べておきたい高齢者施設
第8章 年金時代に向けて、知っておきたい医療と介護の公的制度
第9章 いつかは「おひとりさま」になる可能性あり。1人で暮らす時代のことは元気なうちに考える
第10章 親からの相続問題。親の家の「始末」はどうする?
第11章 「定職に就けない」子どもがいた場合、親のハッピーリタイアはどうなる?
著者&出版社
●著者:畠中 雅子 (著), 宮里 惠子 (著)
著者は共にファイナンシャルプランナー。
単行本(ソフトカバー): 176ページ
●出版社:技術評論社 (2015/1/20)
口コミ
●発刊から既に半年経っていますが、Amazonカスタマーレビュー(口コミ)にはまだコメントがありません。
●感想・読後感
タイトルから察するに老後に「ハッピーリタイア(老後に不安のない悠々自適な生活を送る)」為に50歳からどういう準備をやっておくべきかが本書の内容かと思ったのだが、内容は違う。
大半が老後の社会保険の知識。
特に「50歳」という基準に何ら根拠はない。
のっけから、「自分が50歳になったので老後について考えてみました。」と素人的な体験談が始まり、その中で著者は自分がファイナンシャルプランナーでありながら、貯蓄、節約は不得意と白状する。
結局、最後まで読んでも、「ハッピーリタイア」を実現する為に何を準備すればよいのかは分からずじまい。
この内容なら「老後の生活に困らない為に知っておくべきこと」というタイトルが適当ではないでしょうか?
50歳からのハッピーリタイア準備[どう暮らす? 安心老後の生活設計、教えます]