1月20日(2018年)に公開の映画「嘘を愛する女」の試写会に行ってきました。
全く、ストーリーを知らずに見たので、タイトルから想像した内容とは大幅に違っていました。
映画「嘘を愛する女」を見た感想(口コミ)です。
映画「嘘を愛する女」の試写会
映画の封切前に試写会はちょくちょくやっています。
私は主に新聞で試写会募集の案内を見て応募しています。
過去、何回か当選し、行ってきました。
映画によっては上映前に映画評論家の森川みどりさんが出て来て、映画の見どころ等を説明してくれます。
この見どころが、聞いていないと見逃す場面だったり、映画の内容の理解に役立つのでいつも楽しみにしています。
しかし、「嘘を愛する女」では森川みどりさんの解説はなく、残念でした。
女性の声でストーリー?のアナウンスがあったのですが、語りが今一。
内容を理解できませんでした。
映画「嘘を愛する女」の原作
映画「嘘を愛する女」の原作は岡部えつさんの小説「嘘を愛する女」。
岡部えつさんのことは初めて知りましたが、2015年 長編『残花繚乱』が連続テレビドラマ化されています(TBS『美しき罠~残花繚乱~』)。
「嘘を愛する女」のあらすじ
「嘘を愛する女」のあらすじを紹介するとネタバレになって映画を楽しめないと思います。
昔、「(原作を)読んでから、(映画を]見るか、見てから読むか?」という角川映画のキャッチフレーズがありましたが、あらすじ(展開)を知って見る映画ほど興ざめな物はありません。
私は「見てから読む」が基本スタイルです。
Amazonでは小説のあらすじがかなり細かく書いてあります。
映画と何が違うのか、それは見てのお楽しみです。
小説のあらすじ(ストーリー)を少し紹介します。
大手食品メーカーに勤める由加利は、研究医で優しい恋人・桔平と同棲5年目を迎えていた。ある日、桔平が倒れて意識不明になると、彼の職業はおろか名前すら、すべてが偽りのものだったことが判明する。「あなたはいったい誰?」由加利は唯一の手がかりとなる桔平の書きかけの小説を携え、彼の正体を探る旅に出る。彼はなぜ素性を隠し、彼女を騙していたのか。すべてを失った果てに知る真実の愛とは―。もうひとつのラストに涙する、小説版「嘘愛」。(「BOOK」データベースより)
試写会の会場でもらったパンフレットにも細かいあらすじが書いてあります。
※もちろん、ラストは書いていませんが。
以下は、映画のコピーです。
あなたは誰?
知り尽くしているはずの愛する人の素性が全て嘘だったら‥‥。
全てを失った果てに知る、
本物の愛を描いた新たなラブストーリーの傑作が、
いま誕生する。
「嘘を愛する女」は実話?
パンフレットには以下の記述が・・・。
『夫は誰だった?』
このセンセーショナルな見出しの実在する新聞記事に着想を得た本作。
“実在する新聞記事に着想を得た”とあり、実話を元に書いたわけではないようです。
この実話も調べてみましたが、情報を見つけられませんでした。
恐らく、「夫の素性が全て嘘だった」という部分は同じなのでしょうが、他の部分はフィクションだと考えられます。
作家は色んなところから着想を得るのだと、知りました。
映画「嘘を愛する女」を見た感想(口コミ)
ネタバレにならない程度に映画「嘘を愛する女」を見た感想(口コミ)を述べます。
タイトルだけを見て、私は「嘘つき女の話」と勝手に想像してました。
一緒に見た家族は、「嘘つきの恋人の上をいく嘘つき女の話」と思っていたそうです。
内容は全く違いました。
話は、川原由加里(長澤まさみ)と小出桔平(高橋一生)の現在と過去、そして、小出桔平(高橋一生)の過去が入り乱れて展開していきます。
恋人(桔平)の素性が嘘だったことを知った由加里は桔平の素性を探る度に出ます。
探偵事務所のパソコン担当でDAIGOが出演しているのですが、最初、誰だか分かりませんでした。
中々、いい味出してます。
物語は淡々と進んでいき、今一盛り上がりに欠ける。
しかし、後半、衝撃の真実が明らかに…。
そして、その中の1シーンが非常に怖かった。
そこばかり、印象に残りました。
ラストはここが一番の見せ場ですね。
感動しました。
主題歌「つなぐもの」は松たか子さん。
歌がうまいです。
映画に曲が合っていて良かったです。