先日、試写会で「バケモノの子」を見たので感想と作品情報を披露します。
タイトルや宣伝の絵を見る限り、今一だったですが、内容は素晴らしかったです
「バケモノの子」の監督
監督は細田守さん。
3年に一回、作品を発表されているらしいです。
以前、映画館で「おおこみこどもと雨と雪」を見たのですが、あれから3年経ったということなのですね。
監督作品としてはそれ以外に「時をかける少女」と「サマーウォーズ」があります。
作品の作りはスタジオ・ジブリに似ています。
制作が「スタジオ地図」なのですが、細田守監督はスタジオ・ジブリの関係者でしょうか?
先日は、テレビで「サマーウォーズ」をやっていました。
「バケモノの子」の公開に前後して、細田守監督の作品をテレビで放映しているようです。
細田守監督の作品集
「バケモノの子」の原作
原作というか2015年6月20日に細田守監督が書き下ろす原作小説「バケモノの子 (角川文庫)」が出版されています。
◇内容(「BOOK」データベースより)
この世界には、人間の世界とは別に、もう1つの世界がある。バケモノの世界だ。ある日、ひとりぼっちの少年がバケモノ界“渋天街”に迷い込み、バケモノ・熊徹の弟子となって、九太という名前を授けられる。奇妙な師弟関係の2人はことあるごとにぶつかり合う。だが、修行と冒険の日々を重ねるうち、次第に絆が芽生え、ともに成長する。まるで本当の親子のように―。
「バケモノの子」の主題歌
「バケモノの子」の主題歌はMr.Childrenの「Starting Over」です。
「REFLECTION{Drip}通常盤」というアルバムの1曲です。
印象に残る良い曲です。
作品に合っています。
「バケモノの子」の感想
以前見た「おおこみこどもと雨と雪」もいわゆる「バケモノ」と人間との関わりの話だったので、細田守監督は「バケモノ」好きかと思いきや、「サマーウォーズ」は趣が違うようです。
さて、さして期待しないで見た本作品ですが、見事に期待を裏切られました。
笑いあり、感動の涙あり、そして、さいごに心が温かくなる感動作品です。
「面白かった」という作品は少なくないと思いますが、心に残る作品は多くないと思います。
というか、私は本作品で初めて経験したかもしれません。
残念なのはタイトルと宣伝の絵。
作品の魅力が全く伝わりません。
そして、作品の最後の声優を見てビックリ。
声優の大部分が有名な俳優で、それが登場人物にピッタリ合っている。嫁は特に「宮崎あおい」さんが最高に上手かったと絶賛でした。
役所広司さん、津川雅彦さんも登場人物のキャラに合いすぎて怖いくらいでした。